木の枝のひとつひとつに
太陽の光が当たるような枝作りをしています。
そうすることで、さくらんぼ本来の甘さを引き出します。

そして、土に太陽が当たると、
土の中の微生物が活発になり美味しさを促します。

太陽に勝るものはありません。

８個から９個あるサクランボの花芽を
もったいないのですが、３個ほど残して摘みとってしまいます。

余分な花芽を摘蕾することで一粒一粒に栄養が行きわたり、
サクランボの粒が大きくなり、糖度も高くなるのです。

大変な作業ですが、とても大切なこと。
だからこそ、自分たちが手を掛けられる規模で農園を営んでいます。

 
当園では有機肥料を活用しています。
生ゴミリサイクルから生まれた肥料「内城菌」は自然から生まれた土壌菌。

環境にも優しく、人にも安全、そして何より美味しいサクランボになります。

土壌には「おから」も堆肥として与えています。
こうして甘く味の濃いバランスのとれた佐藤錦になります。

 
愛情をかけて育て、収穫したサクランボは
痛まないように一つ一つを人の手で選別し、丁寧に箱に詰めます。
 
大粒のものは化粧箱に詰め、特別な商品になります。
 
最後まで手を抜かずに一粒一粒に愛情を注ぎます。